2016年4月に初版発行でした。五味先生によるLisp本です。
やっと正統派のLisp本がでるよ!とうれしくなって書店に予約をしていました。夢中になって読んだものでした。
グレアムさん(Yコンビネータで成功した人)の本はマクロにあまりにも重きが置かれていました。それはLispの特長ではあるけれども、全面的にマクロというのはどうなのかねぇ?と疑問に思っていました。
そうした疑問に応えてくれたのが本書です。Lispの魅力を満遍なく伝えています。ことに昨今注目されている関数プログラミングへのやさしい入門書ともなっています。名著だと私は思います。